●旧掲示板
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先日からの風ホームページへの投稿について、一連の投稿を削除させていただきました。投稿内容はこちらで保管させていただきます。
東京演劇集団風の掲示板は個人の連絡媒体として使用しておりません。また公に危険を感じさせる内容については、今後も管理者の判断で削除させていただきます。
ご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。
東京演劇集団風 白根有子
群馬県みなかみ町に住むものです。 4月26日夜に月夜野稽古場で10人前後の人が窓を開けて飲み会?食事会?をされているのをお見かけしました。 その他にも毎日のように近所をお散歩もされてますよね。 外出自粛要請は知っていますか? コロナが世間で騒がれていて、県外への外出は控えるようにと言われていますよね。 東京からわざわざ月夜野まで来ることは急を要する事でしたか? それに食材などはいったいどこで購入されたのでしょうか? ベイシア?サンモール?セブン?
まだこの地域は利根中央病院関係以外からは感染者出ていません。 田舎だから大丈夫とでも思ったのでしょうか。 地元民としてはあなた方のモラルの無い行動に非常に困惑しています。 どうかお願いです。自宅で自粛してください。
月夜野様、御返事が遅れまして申し訳ありませんでした。 私は、今月夜野のアトリエで合宿をしています、劇団運営部の栗山友彦です。
月夜野様には、緊急事態宣言が発令されて、外出自粛要請が全国に出されている中で、私達の行動によって大変な不快感と御心配を持たれたことと存じます。 深くお詫び申し上げます。
今、合宿をしておりますメンバーは、4月7日の緊急事態宣言発令がされる前の、4月6日からアトリエ月夜野で合宿をしています。メンバーは8人程で、緊急事態宣言が発令されてからは、東京への往復は、控えています。 ご指摘がありました、日用品、食材などの購入は、主に沼田の業務用スーパー「ユースフル」か、「フレッセイ」で最小人数にマスクを着用させて行っています。 その他、合宿メンバーの体調管理に置きましては、毎日5回以上の体温の検温、血中酸素濃度の測定を実施しており、今日現在体調に異常がある者は出ていません。
もう一つ御指摘がありましたように、月夜野のアトリエ周辺を数名の者が散歩をしていたことについては、外出自粛が全国に出されている中で、非常に軽率な行動でした。 今後、月夜野様をはじめ、みなかみ町にお住まいの方々に、ご迷惑をおかけすることのないように、不要不急の外出をしないことを全員に徹底させます。 また、部屋の密封を避けるために、換気を徹底しておりましたが、町の住民の方々が通行される道路側の窓の開閉をしないように換気を工夫します。 また、引き続き買い物などでどうしても外出する場合、マスクを着用した1人もしくは2人にします。
私事にはなると思いますが、劇団の公演活動も3月から全ての公演を中止にしました。5月からの全国への巡回公演も予定していた80ステージの公演全て、延期又は中止になりました。 その中で、劇団のホームグラウンドのアトリエ月夜野で、私達が心身共に鍛えて、全国の子供たち、芸術を求めて居られる方々に、今だからこそ演劇を届けられる底力を蓄えておくことが必要だと考えています。
今、東京の風の劇場は封鎖していて、稽古などの活動も一切出来ない状況です。東中野の劇団に来るために、電車通勤しか手段がない劇団員も、合宿しています。 東京では、劇団活動が出来ない状況で若い劇団員を今育てて、なんとか舞台に立てるようにする為にも、私達は月夜野での合宿を続けて行きたいと考えております。 今後は、合宿メンバーの不要不急の外出、健康管理などを徹底させて、月夜野の住民の皆さんにご迷惑をおかけすることのないように、劇団員には最大限の注意を払うように心がけさせて頂きます。
ご理解頂きましたら、月夜野様のご返信をお待ちしております。 よろしければ、ご返信頂けると幸いです。 よろしくお願いします。
2021年度実習生募集の予定はありますか? また、延期された「異邦人」公演について、いつ公演になるのでしょうか?
とあるさん、掲示板への書き込みありがとうございます。 とあるさんのご質問にお答えします。 東京演劇集団風は、2021年度も実習生・研究生の募集を行います。 試験日など、詳細は4月中に風のホームページに掲載をしますので、もう少し待っていてください。 また、お知らせをさせていただいているように、レパートリーシアターKAZEは新型コロナウイルスの現状を鑑み公演の延期をしています。現時点で『異邦人』の公演日程は決まっていませんが、8月の新作公演『標的の女と10人の愛人』、今後の劇場公演、劇団活動はホームページで随時お知らせをします。これからもご期待いただけたら嬉しいです。 とあるさんと劇場で会える日を楽しみにしています。
本日は、素晴らしい演劇をありがとうございました。 感動して帰宅後直ぐに書いています。 私共にとって、昨年は災害続きで気持ちの落ち込む日々を経験しましたが、芸術鑑賞会が延期となったおかげでこうして本日保護者にも観劇する機会を頂戴することが出来ました。 3年生にとっても、1,2年生にとっても思い出深い時間となったことでしょう。 どうぞ、皆さんお身体を大切に、これからも多くの方々にお芝居を届けてくださいね。 また、お会い出来る日を楽しみにしております。
千葉の高校生保護者様、お返事が大変遅くなりごめんなさい‼︎ とてもあたたかいメッセージをいただき感激しています。 私たちは今日、冬の旅公演を終えて東京に戻ります。茂原北陵高校での公演はとても印象深く私たちの心に刻まれています。 じつに30年ぶりの茂原北陵高校での公演が10月の台風で中止になってしまい、楽しみにしていた私たちは本当に残念に思うと同時に、千葉県での災害の凄さに祈るような思いでした。 年度内に、しかも3年生の卒業直前に延期での実施を決断して下さった先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。 今回の公演では先生方や保護者の皆様から心のこもった言葉をたくさんいただきました。のびのびと明るい笑顔を見せてくれた生徒の皆様。3年生にとっては高校最後の良い思い出に、1・2年生の皆様にとってはこれからの学校生活の良い刺激になっていればと願います。 また親子での共通の思い出として、『ヘレン・ケラー』の公演のことを覚えていてくれたら大変嬉しいです! またどこかでお会いできることを願っています。本当にありがとうございました!
本日は茂原北陵高等学校にて「ヘレン・ケラー ひびき合うものたち」を上演して頂きありがとうございました。当初は10月に公的な文化会館をお借りしての予定でしたが、千葉県を中心に襲った豪雨の関係で延期を余儀なくされ、快く日程変更に応じていただき、学校での上演となりました。重ねて感謝申し上げます。 さて、学校上演をステージではなくフロアで、しかもステージは独自に設営して行うということでしたので、どのようなものになるのか興味深く拝見しておりました。手際の良さと合理的な設営に作成途中でも驚いておりましたが、会場に入った生徒たちが普段の体育館からの変貌に感嘆の声を上げておりました。 私たちの年代(昭和30年代生)にとりまして、ヘレン・ケラー物語は知らない者がいない、家庭教育、学校教育の定番でした。今回上演にあたり教職員にヘレン・ケラーの物語を知らない者が数多くいたことに驚きました。不易流行で新しいものも大切ですが、残さなければ、伝えなければいけないものが沢山あるのにと、改めて子供たちへの家庭教育・学校教育の大切さを実感いたしました。 上演を拝見しましても、ヘレン・ケラーの人生にスポットを当てたのではなく、そこに辿り着くまでのサリバン先生との葛藤から心の交流に至るまでにスポットを当て、ヘレン・ケラーへのサリバン先生の影響だけではなく、サリバン先生へのヘレン・ケラーが与えた影響も演出していたことに感動いたしました。 現在、様々な悩み、病、特質を抱えている生徒が混在し指導法に苦慮している教員がたくさんおります。タリバン先生の「ただ単に私の言ったことをやっているだけで、心が通じていない」ここが今の教育にもいえることで、私も含め、教職員に多大なインパクトを与えていただいたと感謝しております。 貴劇団の益々の繁栄と、劇団員の皆様の充実した演劇活動が続きますこととをご祈念申し上げます。機会がありましたら、また、本校教職員に別の演目をぜひ上演して頂きたく存じます。本日は本当に素晴らしい劇をありがとうございました。
玉谷隆二先生、掲示板に先生の熱い思いを寄せてくださり、ありがとうございます。 とても嬉しいです。 茂原北陵高校の公演では前日の準備から公演が終わるまで本当にお世話になりました。 10月の豪雨は凄まじいものでした。もしかしたら生徒さん、先生方のなかには被災されて、大変な時期を過ごされた方がいらっしゃるかもしれません。そのような中でも、生徒さんたちに演劇をと、開催日を検討し、生徒さんたちとの出会いをつくってださった先生方に感謝しています。 本番前、体育館に入ってきた生徒さんたちの驚きの声や、舞台上に上がって楽しそうに見学をしてくれる姿から元気をたくさんもらうと同時にどんな風に空間を共有できるか緊張もありました。 開演前の熊谷先生のご挨拶で、茂原北陵高校と縁が深かったこと、そして17年ぶりの芸術鑑賞だということに胸が熱くなりました。公演がはじまると芝居を受けとめてくれる生徒さんたちはリラックスした様子もありながら、しっかりと舞台を支えてくれました。 終演後には撤去のお手伝いをお願いすると『もちろん!』と快く受けてくれる生徒さんがいて、その後も自然に参加してくれたりと、生徒さんたちにとても助けられました!片付けの間は感想や自分自身についても話してくれて、濃密な時間を過ごさせてもらいました。 なによりも1年生から3年生まで全学年一緒に芸術鑑賞をすることが出来て、私たちにとっても待望の、思い出に残る一日となりました。 玉谷先生が仰ってくださるように、ヘレンとアニーはお互いに影響を与え、その波動が伝播し二人を取り巻く家族や友人との関係にも動きが出てきます。そしてそこには、何かを成し遂げて成功し、立派な人物が登場するというよりも、間違えて、失敗して、すれ違ってもがむしゃらに、何かを信じ、誰かを想い、今を夢中に生きる人の姿が在ると、私は思います。一緒につくったこの演劇の時間が、少しでも、みなさんの「これからの何か」へと繋がってくれたらと願うばかりです。 今回、茂原北陵高校の生徒さん、先生方と出会えて本当に嬉しかったです。 そしていつの日かまた再会できたら幸せです。ありがとうございました。 春に向かっていく中でそれぞれが決断、新たな想いを持つことと思います。 みなさんが自身を大切にし、その一歩を踏み出すことを応援しています。
アニー・サリバン役 渋谷愛
先日からの風ホームページへの投稿について、一連の投稿を削除させていただきました。投稿内容はこちらで保管させていただきます。
東京演劇集団風の掲示板は個人の連絡媒体として使用しておりません。また公に危険を感じさせる内容については、今後も管理者の判断で削除させていただきます。
ご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。
東京演劇集団風 白根有子
群馬県みなかみ町に住むものです。
4月26日夜に月夜野稽古場で10人前後の人が窓を開けて飲み会?食事会?をされているのをお見かけしました。
その他にも毎日のように近所をお散歩もされてますよね。
外出自粛要請は知っていますか?
コロナが世間で騒がれていて、県外への外出は控えるようにと言われていますよね。
東京からわざわざ月夜野まで来ることは急を要する事でしたか?
それに食材などはいったいどこで購入されたのでしょうか?
ベイシア?サンモール?セブン?
まだこの地域は利根中央病院関係以外からは感染者出ていません。
田舎だから大丈夫とでも思ったのでしょうか。
地元民としてはあなた方のモラルの無い行動に非常に困惑しています。
どうかお願いです。自宅で自粛してください。
月夜野様、御返事が遅れまして申し訳ありませんでした。
私は、今月夜野のアトリエで合宿をしています、劇団運営部の栗山友彦です。
月夜野様には、緊急事態宣言が発令されて、外出自粛要請が全国に出されている中で、私達の行動によって大変な不快感と御心配を持たれたことと存じます。
深くお詫び申し上げます。
今、合宿をしておりますメンバーは、4月7日の緊急事態宣言発令がされる前の、4月6日からアトリエ月夜野で合宿をしています。メンバーは8人程で、緊急事態宣言が発令されてからは、東京への往復は、控えています。
ご指摘がありました、日用品、食材などの購入は、主に沼田の業務用スーパー「ユースフル」か、「フレッセイ」で最小人数にマスクを着用させて行っています。
その他、合宿メンバーの体調管理に置きましては、毎日5回以上の体温の検温、血中酸素濃度の測定を実施しており、今日現在体調に異常がある者は出ていません。
もう一つ御指摘がありましたように、月夜野のアトリエ周辺を数名の者が散歩をしていたことについては、外出自粛が全国に出されている中で、非常に軽率な行動でした。
今後、月夜野様をはじめ、みなかみ町にお住まいの方々に、ご迷惑をおかけすることのないように、不要不急の外出をしないことを全員に徹底させます。
また、部屋の密封を避けるために、換気を徹底しておりましたが、町の住民の方々が通行される道路側の窓の開閉をしないように換気を工夫します。
また、引き続き買い物などでどうしても外出する場合、マスクを着用した1人もしくは2人にします。
私事にはなると思いますが、劇団の公演活動も3月から全ての公演を中止にしました。5月からの全国への巡回公演も予定していた80ステージの公演全て、延期又は中止になりました。
その中で、劇団のホームグラウンドのアトリエ月夜野で、私達が心身共に鍛えて、全国の子供たち、芸術を求めて居られる方々に、今だからこそ演劇を届けられる底力を蓄えておくことが必要だと考えています。
今、東京の風の劇場は封鎖していて、稽古などの活動も一切出来ない状況です。東中野の劇団に来るために、電車通勤しか手段がない劇団員も、合宿しています。
東京では、劇団活動が出来ない状況で若い劇団員を今育てて、なんとか舞台に立てるようにする為にも、私達は月夜野での合宿を続けて行きたいと考えております。
今後は、合宿メンバーの不要不急の外出、健康管理などを徹底させて、月夜野の住民の皆さんにご迷惑をおかけすることのないように、劇団員には最大限の注意を払うように心がけさせて頂きます。
ご理解頂きましたら、月夜野様のご返信をお待ちしております。
よろしければ、ご返信頂けると幸いです。
よろしくお願いします。
2021年度実習生募集の予定はありますか?
また、延期された「異邦人」公演について、いつ公演になるのでしょうか?
とあるさん、掲示板への書き込みありがとうございます。
とあるさんのご質問にお答えします。
東京演劇集団風は、2021年度も実習生・研究生の募集を行います。
試験日など、詳細は4月中に風のホームページに掲載をしますので、もう少し待っていてください。
また、お知らせをさせていただいているように、レパートリーシアターKAZEは新型コロナウイルスの現状を鑑み公演の延期をしています。現時点で『異邦人』の公演日程は決まっていませんが、8月の新作公演『標的の女と10人の愛人』、今後の劇場公演、劇団活動はホームページで随時お知らせをします。これからもご期待いただけたら嬉しいです。
とあるさんと劇場で会える日を楽しみにしています。
本日は、素晴らしい演劇をありがとうございました。
感動して帰宅後直ぐに書いています。
私共にとって、昨年は災害続きで気持ちの落ち込む日々を経験しましたが、芸術鑑賞会が延期となったおかげでこうして本日保護者にも観劇する機会を頂戴することが出来ました。
3年生にとっても、1,2年生にとっても思い出深い時間となったことでしょう。
どうぞ、皆さんお身体を大切に、これからも多くの方々にお芝居を届けてくださいね。
また、お会い出来る日を楽しみにしております。
千葉の高校生保護者様、お返事が大変遅くなりごめんなさい‼︎
とてもあたたかいメッセージをいただき感激しています。
私たちは今日、冬の旅公演を終えて東京に戻ります。茂原北陵高校での公演はとても印象深く私たちの心に刻まれています。
じつに30年ぶりの茂原北陵高校での公演が10月の台風で中止になってしまい、楽しみにしていた私たちは本当に残念に思うと同時に、千葉県での災害の凄さに祈るような思いでした。
年度内に、しかも3年生の卒業直前に延期での実施を決断して下さった先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の公演では先生方や保護者の皆様から心のこもった言葉をたくさんいただきました。のびのびと明るい笑顔を見せてくれた生徒の皆様。3年生にとっては高校最後の良い思い出に、1・2年生の皆様にとってはこれからの学校生活の良い刺激になっていればと願います。
また親子での共通の思い出として、『ヘレン・ケラー』の公演のことを覚えていてくれたら大変嬉しいです!
またどこかでお会いできることを願っています。本当にありがとうございました!
本日は茂原北陵高等学校にて「ヘレン・ケラー ひびき合うものたち」を上演して頂きありがとうございました。当初は10月に公的な文化会館をお借りしての予定でしたが、千葉県を中心に襲った豪雨の関係で延期を余儀なくされ、快く日程変更に応じていただき、学校での上演となりました。重ねて感謝申し上げます。
さて、学校上演をステージではなくフロアで、しかもステージは独自に設営して行うということでしたので、どのようなものになるのか興味深く拝見しておりました。手際の良さと合理的な設営に作成途中でも驚いておりましたが、会場に入った生徒たちが普段の体育館からの変貌に感嘆の声を上げておりました。
私たちの年代(昭和30年代生)にとりまして、ヘレン・ケラー物語は知らない者がいない、家庭教育、学校教育の定番でした。今回上演にあたり教職員にヘレン・ケラーの物語を知らない者が数多くいたことに驚きました。不易流行で新しいものも大切ですが、残さなければ、伝えなければいけないものが沢山あるのにと、改めて子供たちへの家庭教育・学校教育の大切さを実感いたしました。
上演を拝見しましても、ヘレン・ケラーの人生にスポットを当てたのではなく、そこに辿り着くまでのサリバン先生との葛藤から心の交流に至るまでにスポットを当て、ヘレン・ケラーへのサリバン先生の影響だけではなく、サリバン先生へのヘレン・ケラーが与えた影響も演出していたことに感動いたしました。
現在、様々な悩み、病、特質を抱えている生徒が混在し指導法に苦慮している教員がたくさんおります。タリバン先生の「ただ単に私の言ったことをやっているだけで、心が通じていない」ここが今の教育にもいえることで、私も含め、教職員に多大なインパクトを与えていただいたと感謝しております。
貴劇団の益々の繁栄と、劇団員の皆様の充実した演劇活動が続きますこととをご祈念申し上げます。機会がありましたら、また、本校教職員に別の演目をぜひ上演して頂きたく存じます。本日は本当に素晴らしい劇をありがとうございました。
玉谷隆二先生、掲示板に先生の熱い思いを寄せてくださり、ありがとうございます。
とても嬉しいです。
茂原北陵高校の公演では前日の準備から公演が終わるまで本当にお世話になりました。
10月の豪雨は凄まじいものでした。もしかしたら生徒さん、先生方のなかには被災されて、大変な時期を過ごされた方がいらっしゃるかもしれません。そのような中でも、生徒さんたちに演劇をと、開催日を検討し、生徒さんたちとの出会いをつくってださった先生方に感謝しています。
本番前、体育館に入ってきた生徒さんたちの驚きの声や、舞台上に上がって楽しそうに見学をしてくれる姿から元気をたくさんもらうと同時にどんな風に空間を共有できるか緊張もありました。
開演前の熊谷先生のご挨拶で、茂原北陵高校と縁が深かったこと、そして17年ぶりの芸術鑑賞だということに胸が熱くなりました。公演がはじまると芝居を受けとめてくれる生徒さんたちはリラックスした様子もありながら、しっかりと舞台を支えてくれました。
終演後には撤去のお手伝いをお願いすると『もちろん!』と快く受けてくれる生徒さんがいて、その後も自然に参加してくれたりと、生徒さんたちにとても助けられました!片付けの間は感想や自分自身についても話してくれて、濃密な時間を過ごさせてもらいました。
なによりも1年生から3年生まで全学年一緒に芸術鑑賞をすることが出来て、私たちにとっても待望の、思い出に残る一日となりました。
玉谷先生が仰ってくださるように、ヘレンとアニーはお互いに影響を与え、その波動が伝播し二人を取り巻く家族や友人との関係にも動きが出てきます。そしてそこには、何かを成し遂げて成功し、立派な人物が登場するというよりも、間違えて、失敗して、すれ違ってもがむしゃらに、何かを信じ、誰かを想い、今を夢中に生きる人の姿が在ると、私は思います。一緒につくったこの演劇の時間が、少しでも、みなさんの「これからの何か」へと繋がってくれたらと願うばかりです。
今回、茂原北陵高校の生徒さん、先生方と出会えて本当に嬉しかったです。
そしていつの日かまた再会できたら幸せです。ありがとうございました。
春に向かっていく中でそれぞれが決断、新たな想いを持つことと思います。
みなさんが自身を大切にし、その一歩を踏み出すことを応援しています。
アニー・サリバン役 渋谷愛