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劇団 風 のみなさまへ
この度の2日間3公演…本当にありがとうございました。 昨年の夏に、今回の公演のお話をいただきました。 2月2日の公演終了後、劇団のみなさんが去り、いつもの体育館に戻ったのをみたら、無性に寂しくなりました。私にとっては、夢のような2日間でした。
前任校からの縁で、劇団風さんには、本当にお世話になっています。 今回もお話をいただいたときから、「ぜひ、こどもたちに本物の演劇、生きている演劇を見せてあげられる!」と、わくわくドキドキしながら、お待ちしていました。 途中、新型コロナウイルス感染拡大による「緊急事態宣言」が11都府県に出され、もしかしたら…という不安もよぎりました。 劇団の方からは、東京出発前、そして公演期間中も定期的にPCR検査を受けていて、全員陰性です、というこまやかなご報告をいただいておりましたので、安心して待っていられました。 こちらのほうも、日常の予防対策や消毒作業を継続して行い、万全の態勢でお迎えできるようにしてきました。
大分入りする前は、コロナウイルス感染拡大により予定されていた公演が中止になったところがあったとうかがいました。公演をしたくてもできない期間があり、とても苦しかったのではないかと思います。一旦、東京へ戻っているのかと思いましたら、「本校へ来る前に劇団員が感染するわけにはいかない」と旅を続けながら、大分入りに備えてくださっていたと聞きました。直前の打ち合わせのための来校は雪に阻まれ、電話でのやり取りで済ませるしかありませんでした。大分入りできるのか…とやきもきされたのではないでしょうか。
昨夏に公演のお話をいち早く本校に入れていただいたこと、コロナウイルス感染防止に日々、腐心してくださったこと、公演中止中にも本校のことを思って準備万端整えてくださっていたこと…そのようなことを考えながら「星の王子さま」を観ていたら、途中から涙が止まらなくなってしまいました。本当に感謝…しかありません。ありがとうございます。
私を含め、職員の出番があるところでは、きめ細やかにリハーサルをしていただきました。学校の都合で、毎回担当の職員が変わり、その都度、ご指導をいただきました。一度で済むところを何度もお手を煩わせてしまいました。準備等忙しい中に、申し訳ありませんでした。 その分、役者を担当をした職員も、本校生徒も、とても楽しませていただきました。一番楽しんだのは、私!です。ありがとうございました!
今回のバリアフリー演劇は、新しい取り組みとして紹介をされていましたが、こどもたちは、人に何かを伝える、観てもらうということは、どういうことか…を感じたのではないかと思います。手話通訳さんの手話をまねて一緒に手を動かしていた生徒がいたと小島さんからうかがいました。職員はだれもその子に気が付いていなかったようですが、小島さんは気が付いてくださったそうです。演じながらも、客席の息遣いや動きを感じ取るというのは、役者も観客も一緒に演劇をつくるということの表れだなと思います。さすがです。
長くなってしまい、申し訳ありません。お話ししたいことは、まだまだありますが、それは、また次の機会で…と。今回の公演に関して、劇団 風の皆様には、感謝しかありません。ただただ感謝、感謝です。本当にありがとうございました。
まだまだ寒い日が続きます。コロナウイルス感染の不安もまだ続きそうです。どうか、お体には気を付けていただき、また、次の機会で元気なみなさんにお会いしたいと願っております。
大分の次は北九州での公演とうかがいました。大成功となるようお祈り申し上げ、お礼とさせていただきます。
ありがとうございました。
令和3年2月3日 大分市立大在中学校 校長 上田雄一
こんばんは。 「星の王子さま」を観劇させていただいた大在中学校の生徒です。 劇団員の皆さんの迫力ある演技やセリフの言い方がとても印象に残りました。 コロナウィルスが終息したらまた大分の方でぜひ演劇をしてください。 今日は素晴らしい演劇ありがとうございました。
赤峯さんへ
お便りありがとうございました。 昨日は二年生のみなさんとも公演を観ていただき、無事大在中学校での上演を終えることができました。 劇団 風は、大分県内には毎年きていますのでまたお会いできたら嬉しいです。 まだまだ寒い日が続いていますが、春が待ち遠しい季節でもあります。 二年生になったらたくさん楽しい学校生活が過ごせることを願っています。みなさんによろしくお伝えください。 私たちも北九州市での公演に向け今日出発します。 あとわずかとなった三学期です。赤峯さんも元気でお過ごしください。
飛行士 緒方一則
質問したいことがあったので追加で送らせて頂きました。皆さんはこの年末年始、制限のあった中でどのように過ごされていましたか?是非教えて下さい。ちなみに僕はひたすらテレビを見たり、大晦日には大好きな嵐の活動休止前最後のライブを見て楽しみました。
保手濱君、明けましておめでとうございます。 素敵なメッセージありがとうございます! 公演の日からもうすぐ3ヶ月が経とうとしているなか、想いや近況を伝えてくれたこと、本当に嬉しく思います。 まだまだ、不安の拭えない状況の最中、この状況に負けずと、自分の道をしっかりと歩もうとしている保手濱君の姿は本当にすごいですし、その姿は私たちにとっても励ましとなります。
年が明けて、1月に入り、私たちは今、“このような状況だからこそ、生徒たちを元気づけたい!思い出を残したい!”という、先生方や生徒さん方の声と姿と共に、文化庁の委託事業である『星の王子さま』の巡回公演を行っている最中です。
年末年始ですが、本来は、劇団の活動はお休みし、この期間に演劇に向き合う時間を作りたいという劇団員が、群馬県のみなかみにある、もう一つのアトリエで、w.s.を行ったり、本を読んで勉強会をする時間を設けていたのですが、今年は、劇団の活動はお休みし、劇団員全員が、公演に向けて、それぞれが休養の時間となりました。 お休みに入る前は、劇団員全員で東京の劇場と群馬県のアトリエの大掃除も行いました。 今年は、私自身もなるべく外出を控え、本を読んだりしながら、年末年始を過ごしました。
保手濱君も身体に気をつけて、新たに始まった一年を友達や家族や先生たちと共に、たくさんの素敵な思い出を作って下さいね! 私たちも、保手濱君や出会ってきた人たちの姿と想いと共に頑張っていきます! 今度は劇場でお会いできる日を心より楽しみにしています!
ヘレン・ケラー役 倉八ほなみ
お久しぶりです。相生産業高等学校で「ヘレン・ケラー」を鑑賞させて頂いた保手濱です。あけましておめでとうございます。今東京では緊急事態宣言発令、兵庫でも緊急事態宣言要請など大変な時期ですが、僕は今年も学校生活を頑張っていきたいと思います。そしていつか皆さんと同じステージに立ちたいと思っています。皆さんもお体には十分気を付けてお仕事頑張って下さい。コロナが終わったらいつか劇場に見に行きます。
こんにちは。以前、観劇会で「Touch~孤独から愛へ」を鑑賞させていただいた福岡教育大学付属福岡中学校の者ですが、舞台の間近で見るあの迫力ある演技に感銘を受け、またセリフの一つ一つに魅せられもしました。今回の観劇会を終えて人生に参考になるようなことをたくさん学ぶことができました。一方で「愛とは?」「なぜ人は寂しい思いをする生き物なのだろうか?」など自分の中で答えのない問題に直面したりもしました。 自身と向き合ういい機会となったイベントでしたが、この「Touch~孤独から愛へ」の物語はどのような主旨があるのかどのような思いでつくったのか、また物語を創る際、具体的にどのような方法を用いたのかなど、もしよろしければ教えていただけますか?
この感動の贈り物を多くの人に分かち合い続けてください。 再びあの舞台で人生について対談できるときを心待ちにしております。
嘉川さん、あけましておめでとうございます。 返信が遅くなって本当にゴメンなさい! 真摯な書き込み、ありがとうございます。
嘉川さんは「Touch」を観ながら、舞台を鏡のようにして、自分自身と向き合っていたのだと思います。 舞台上で出来上がったものを受け取って理解するのではなく、自分の生命と照らし合わせてさまざまなことを考え、自分にとっての「Touch」を見つけ出してくれたのだと思います。僕たちにとってこんなにうれしいことはありません。
質問の返答になっていないかもしれませんが、僕の考えていることをお話します。 今はもうみんながスマホを使っていますよね。優れた通信機器、優れたコミュニケーションツールと言われているものを手の中に持っている。しかし、それで本当に人と繋がっているのだろうか、と問わずにいられません。 そのことと対極にあるかもしれない「触れる」ということから、何かを発見できれば、ということを考えながらやっています。 発見してくれるのは「Touch」を観ている観客のひとりひとりです。 ですから「街灯のひとつひとつに小さな太陽が入っている」という台詞は、僕の好きな台詞のひとつで、「たとえどんなに小さくてもひとりひとりの中に生命の炎が燃えているんだよ」というつもりで喋っています。 また、ちょっとした工夫でいえば、ハロルドという人物が聖人君子みたいな姿になってしまわないよう、少し”なまり”を入れたりして、どこにでもいそうで、いなさそうな感じで受け取ってもらえるようにしています。
またぜひ、再開したいです。 その日を楽しみに。 ありがとうございました。
ハロルド役:柳瀬太一
ありがとうございます
本当にありがとうございました。
また、附中 体育館で会う日々を夢見て一同待っております
劇団 風 のみなさまへ
この度の2日間3公演…本当にありがとうございました。
昨年の夏に、今回の公演のお話をいただきました。
2月2日の公演終了後、劇団のみなさんが去り、いつもの体育館に戻ったのをみたら、無性に寂しくなりました。私にとっては、夢のような2日間でした。
前任校からの縁で、劇団風さんには、本当にお世話になっています。
今回もお話をいただいたときから、「ぜひ、こどもたちに本物の演劇、生きている演劇を見せてあげられる!」と、わくわくドキドキしながら、お待ちしていました。
途中、新型コロナウイルス感染拡大による「緊急事態宣言」が11都府県に出され、もしかしたら…という不安もよぎりました。
劇団の方からは、東京出発前、そして公演期間中も定期的にPCR検査を受けていて、全員陰性です、というこまやかなご報告をいただいておりましたので、安心して待っていられました。
こちらのほうも、日常の予防対策や消毒作業を継続して行い、万全の態勢でお迎えできるようにしてきました。
大分入りする前は、コロナウイルス感染拡大により予定されていた公演が中止になったところがあったとうかがいました。公演をしたくてもできない期間があり、とても苦しかったのではないかと思います。一旦、東京へ戻っているのかと思いましたら、「本校へ来る前に劇団員が感染するわけにはいかない」と旅を続けながら、大分入りに備えてくださっていたと聞きました。直前の打ち合わせのための来校は雪に阻まれ、電話でのやり取りで済ませるしかありませんでした。大分入りできるのか…とやきもきされたのではないでしょうか。
昨夏に公演のお話をいち早く本校に入れていただいたこと、コロナウイルス感染防止に日々、腐心してくださったこと、公演中止中にも本校のことを思って準備万端整えてくださっていたこと…そのようなことを考えながら「星の王子さま」を観ていたら、途中から涙が止まらなくなってしまいました。本当に感謝…しかありません。ありがとうございます。
私を含め、職員の出番があるところでは、きめ細やかにリハーサルをしていただきました。学校の都合で、毎回担当の職員が変わり、その都度、ご指導をいただきました。一度で済むところを何度もお手を煩わせてしまいました。準備等忙しい中に、申し訳ありませんでした。
その分、役者を担当をした職員も、本校生徒も、とても楽しませていただきました。一番楽しんだのは、私!です。ありがとうございました!
今回のバリアフリー演劇は、新しい取り組みとして紹介をされていましたが、こどもたちは、人に何かを伝える、観てもらうということは、どういうことか…を感じたのではないかと思います。手話通訳さんの手話をまねて一緒に手を動かしていた生徒がいたと小島さんからうかがいました。職員はだれもその子に気が付いていなかったようですが、小島さんは気が付いてくださったそうです。演じながらも、客席の息遣いや動きを感じ取るというのは、役者も観客も一緒に演劇をつくるということの表れだなと思います。さすがです。
長くなってしまい、申し訳ありません。お話ししたいことは、まだまだありますが、それは、また次の機会で…と。今回の公演に関して、劇団 風の皆様には、感謝しかありません。ただただ感謝、感謝です。本当にありがとうございました。
まだまだ寒い日が続きます。コロナウイルス感染の不安もまだ続きそうです。どうか、お体には気を付けていただき、また、次の機会で元気なみなさんにお会いしたいと願っております。
大分の次は北九州での公演とうかがいました。大成功となるようお祈り申し上げ、お礼とさせていただきます。
ありがとうございました。
令和3年2月3日
大分市立大在中学校 校長 上田雄一
こんばんは。
「星の王子さま」を観劇させていただいた大在中学校の生徒です。
劇団員の皆さんの迫力ある演技やセリフの言い方がとても印象に残りました。
コロナウィルスが終息したらまた大分の方でぜひ演劇をしてください。
今日は素晴らしい演劇ありがとうございました。
赤峯さんへ
お便りありがとうございました。
昨日は二年生のみなさんとも公演を観ていただき、無事大在中学校での上演を終えることができました。
劇団 風は、大分県内には毎年きていますのでまたお会いできたら嬉しいです。
まだまだ寒い日が続いていますが、春が待ち遠しい季節でもあります。
二年生になったらたくさん楽しい学校生活が過ごせることを願っています。みなさんによろしくお伝えください。
私たちも北九州市での公演に向け今日出発します。
あとわずかとなった三学期です。赤峯さんも元気でお過ごしください。
飛行士 緒方一則
質問したいことがあったので追加で送らせて頂きました。皆さんはこの年末年始、制限のあった中でどのように過ごされていましたか?是非教えて下さい。ちなみに僕はひたすらテレビを見たり、大晦日には大好きな嵐の活動休止前最後のライブを見て楽しみました。
保手濱君、明けましておめでとうございます。
素敵なメッセージありがとうございます!
公演の日からもうすぐ3ヶ月が経とうとしているなか、想いや近況を伝えてくれたこと、本当に嬉しく思います。
まだまだ、不安の拭えない状況の最中、この状況に負けずと、自分の道をしっかりと歩もうとしている保手濱君の姿は本当にすごいですし、その姿は私たちにとっても励ましとなります。
年が明けて、1月に入り、私たちは今、“このような状況だからこそ、生徒たちを元気づけたい!思い出を残したい!”という、先生方や生徒さん方の声と姿と共に、文化庁の委託事業である『星の王子さま』の巡回公演を行っている最中です。
年末年始ですが、本来は、劇団の活動はお休みし、この期間に演劇に向き合う時間を作りたいという劇団員が、群馬県のみなかみにある、もう一つのアトリエで、w.s.を行ったり、本を読んで勉強会をする時間を設けていたのですが、今年は、劇団の活動はお休みし、劇団員全員が、公演に向けて、それぞれが休養の時間となりました。
お休みに入る前は、劇団員全員で東京の劇場と群馬県のアトリエの大掃除も行いました。
今年は、私自身もなるべく外出を控え、本を読んだりしながら、年末年始を過ごしました。
保手濱君も身体に気をつけて、新たに始まった一年を友達や家族や先生たちと共に、たくさんの素敵な思い出を作って下さいね!
私たちも、保手濱君や出会ってきた人たちの姿と想いと共に頑張っていきます!
今度は劇場でお会いできる日を心より楽しみにしています!
ヘレン・ケラー役 倉八ほなみ
お久しぶりです。相生産業高等学校で「ヘレン・ケラー」を鑑賞させて頂いた保手濱です。あけましておめでとうございます。今東京では緊急事態宣言発令、兵庫でも緊急事態宣言要請など大変な時期ですが、僕は今年も学校生活を頑張っていきたいと思います。そしていつか皆さんと同じステージに立ちたいと思っています。皆さんもお体には十分気を付けてお仕事頑張って下さい。コロナが終わったらいつか劇場に見に行きます。
こんにちは。以前、観劇会で「Touch~孤独から愛へ」を鑑賞させていただいた福岡教育大学付属福岡中学校の者ですが、舞台の間近で見るあの迫力ある演技に感銘を受け、またセリフの一つ一つに魅せられもしました。今回の観劇会を終えて人生に参考になるようなことをたくさん学ぶことができました。一方で「愛とは?」「なぜ人は寂しい思いをする生き物なのだろうか?」など自分の中で答えのない問題に直面したりもしました。
自身と向き合ういい機会となったイベントでしたが、この「Touch~孤独から愛へ」の物語はどのような主旨があるのかどのような思いでつくったのか、また物語を創る際、具体的にどのような方法を用いたのかなど、もしよろしければ教えていただけますか?
この感動の贈り物を多くの人に分かち合い続けてください。
再びあの舞台で人生について対談できるときを心待ちにしております。
嘉川さん、あけましておめでとうございます。
返信が遅くなって本当にゴメンなさい!
真摯な書き込み、ありがとうございます。
嘉川さんは「Touch」を観ながら、舞台を鏡のようにして、自分自身と向き合っていたのだと思います。
舞台上で出来上がったものを受け取って理解するのではなく、自分の生命と照らし合わせてさまざまなことを考え、自分にとっての「Touch」を見つけ出してくれたのだと思います。僕たちにとってこんなにうれしいことはありません。
質問の返答になっていないかもしれませんが、僕の考えていることをお話します。
今はもうみんながスマホを使っていますよね。優れた通信機器、優れたコミュニケーションツールと言われているものを手の中に持っている。しかし、それで本当に人と繋がっているのだろうか、と問わずにいられません。
そのことと対極にあるかもしれない「触れる」ということから、何かを発見できれば、ということを考えながらやっています。
発見してくれるのは「Touch」を観ている観客のひとりひとりです。
ですから「街灯のひとつひとつに小さな太陽が入っている」という台詞は、僕の好きな台詞のひとつで、「たとえどんなに小さくてもひとりひとりの中に生命の炎が燃えているんだよ」というつもりで喋っています。
また、ちょっとした工夫でいえば、ハロルドという人物が聖人君子みたいな姿になってしまわないよう、少し”なまり”を入れたりして、どこにでもいそうで、いなさそうな感じで受け取ってもらえるようにしています。
またぜひ、再開したいです。
その日を楽しみに。
ありがとうございました。
ハロルド役:柳瀬太一
ありがとうございます
本当にありがとうございました。
また、附中 体育館で会う日々を夢見て一同待っております