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下吉田中学校の3年です。 先日、芸術鑑賞会でジャンヌ・ダルクの演劇を拝見させていただきました。 私は名前を聞いたことがあるだけでどんな人だったかは全く知らなくて、偉人などにあまり興味がなかったので「どうせ難しい話で面白くないんだろうな」と、あまり楽しみではありませんでした。ですが、そんな私でも内容を理解できるくらいわかりやすくて面白かったです!休憩時間には近くの友達と「シャルルめっちゃカッコよくない?!」とキュンキュンしていました(笑)石岡和総さん、本当にカッコよかったです!
私は今までプロの方々の舞台を観たことがなかったのですが、やはりプロというのは凄いな…と。今回の公演を通してジャンヌ・ダルクについてや、演劇の楽しさを知ることができました!
もし機会があればまた観に行きたいなと思いました。人生で一度は本格的な演劇を観たいと思ったいたのでよかったです。本当にありがとうございました!これからも頑張ってください!
Mさん、投稿ありがとう! 下吉田中学校の公演では、ジャンヌ役の白根も言っていたように、 視線・呼吸・身体中で舞台を支え、ともに舞台をつくってくれましたね。 ありがとうございました。 今回を機に、ジャンヌについて、演劇について、Mさんが興味を持ってくれたのなら嬉しいです。これからもっと、絵画や音楽、映画、演劇など、Mさんを刺激し、心をふるわせる芸術に出会ってください。 私たちの劇場にも、いつか遊びに来てください! 石岡も喜びますよ。
ヨランド・ダラゴン/ユニコーン役:木村奈津子
こんにちは。附属中三年で演劇コンクールの実行委員をしています、平井と申します。先日は「ジャンヌダルク」の公演ありがとうございました! もちろん舞台自体も、私たちにはあまり馴染みのないテーマであったにもかかわらず、始まりからすぐにジャンヌダルクの世界へ引き込まれました。難しくはありますが、私たちもそんな演劇をつくれるよう努力したいと思います。
舞台の中でスモークをたくさん使っているシーンがありました。私たちも、そこから発想を得て舞台上で煙の効果を使おうか考えています。スモークマシンは用意が難しいので使うとしたらドライアイスになりますが、「風」さんでは煙の効果を使う時にどのようなことを心がけていらっしゃいますか? お手数ですが回答よろしくお願いします。
平井理美さん、書き込みありがとうございます! 返信が遅くなって本当にごめんなさい。 舞台から何か刺激を受けてもらえたんですね、嬉しいです。 煙についてですが、なぜ煙が必要なのかはよく考えます。煙で何かを説明するというわけではなく、それが照明や音響、役者の動きと合わさる事で客席にどう見えるのか、などです。 そのためには、仲間と色々話して試してみると面白いですよ! ドライアイスはスモークマシンと煙の出方が全く違うので、ジャンヌで見たようにとはいかないでしょうが、扇風機やうちわで煙の流れを作ってみたり、何かに溜めてみたり、なんて方法もあります! 芝居を作るというのは、何かの課題をクリアしていくということではありません。同じ芝居でも芝居に関わっている人全員が芝居に対して、そして観る人に対してどんな想いを持つか、それだけでも観る人にとっては1つ1つ違うものになります。 この演劇を作るということが、平井さんにとって、附属中の皆さんにとって大切な思い出になってくれることを願っています。
石岡和総(シャルル7世役)
琴平高校3年のものです! ヘレンケラーの演劇とても感動しました!! 途中で携帯が鳴ってしまったりして大変申し訳ございませんでした。 サリバン先生の努力はとても凄い人だとわかりました それまではサリバン先生なんて存在も知らなかったです。 この度は大変素晴らしい舞台を見せてくださりありがとうございました。 高階さんがとても綺麗でした!
柾木さん、メッセージありがとうございます。 お返事が遅くなってしまって本当にごめんなさい。
大雨の影響で、警報がなったり、終わった後の帰り道のことであったりたくさんの心配の中にみなさんもいたのではないかなと思います。 その後、みなさんが元気に過ごしているかどうかとても心配しています。
警報が何度もなったりしていたあの状況の中でも、みなさんが集中していく姿が力強く、印象的でした。
柾木さんは今回の舞台を通してサリバン先生の存在を見つけてくれたのですね。 柾木さん自身が出会ったものが琴平高校で過ごした3年間の一つの大切な思い出となったのなら、とても嬉しいです。
私は少し時間をおいてこうして自分で風のホームページを見つけて思いを伝えてくれた柾木さんの姿が美しいと思いますよ。 本当にありがとう。
大雨の後、とても暑い日も続きまだ安心できないでいるかと思います。 出会った自分を大事に、最後の夏休みと残りの高校生活を思う存分謳歌してくださいね。
アニー・サリバン役 高階ひかり
掲示板の返信はどの順番でするかなど決まっていますか?
質問ありがとう。掲示板への返信は、書き込みをしてくれた順番に返していくようにしています。 いま風では『ジャンヌ・ダルク』『ヘレン・ケラー』の2つの作品が全国巡回公演をしています。公演地の生徒さんからの質問や感想であれば、公演を行った俳優やスタッフがお返事をします。 誰が返事をするかは、公演のメンバーで相談して決めています。ほぼ毎日公演をしていますので、返信が前後したり、遅れてしまうこともありますが、必ず返信します!ので、何か伝えたいことや、質問などあれば、ぜひ書き込みしてみてください! もし、音響や照明のスタッフに聞いてみたいとか、役の人に聞いてみたいなどあれば、メッセージに入れてもらっても構いません。 みなさんの声が聞けることを、私たちも楽しみにしています。
おはようございます。 付属中学校の三年生の者です。 本日のジャンヌダルクの公演、座談会、バックステージツアー、ありがとうございました。 役者の方々の熱い演技が心に残りました…! 早速ですが、座談会で質問しきれなかったことをここで質問させていただきます。
・私は女優を目指していてオーディションなど受けるのですが、 何か受かる秘訣があれば教えてください… ・公演の中で大きな声量を出されていましたが、声がよく通るようにするための 体幹トレーニングやストレッチ、喉を守るためにしていることがありましたら教えてください。 ・苦手な役への克服法とかありましたら教えてください… (因みに私は明るい役が苦手です…) ・やっぱり舞台上では背中を見せないように意識していますか? ・公演中でセリフを思い出せなかった時、どう対処してますか?
以上です。
本日は本当にありがとうございました。 深い学びができたと感じております。まだまだ未熟者なので 再び質問するかもしれません(汗 その時はどうぞよろしくお願いしますっ!
お疲れ様でした。
矢数あみさん、メッセージありがとうございます。 あみさんの、演劇への情熱が伝わってくるメッセージですね。 あみさんの質問に、答えさせて頂きます。
「オーディションに受かる秘訣」ですね。 正直申しますと、僕はオーディションを一度も受けた事がありません。僕は、高校を卒業して劇団風に入りました。舞台に立つという実戦で様々なことを感じてきました。 僕がこの質問に答えられるものはありません。しかし、オーディションについて僕が考えているのは、オーディションは才能がある人でも、試験者に認められなければ不合格になってしまいます。オーディションは、消去法で人を選ぶものなのかなと思います。 僕たち風が、大切にしているのは、100人の中から1人だけができる芝居を作るのではなくて、100人の演劇人、それぞれの個性、才能が生かされる演劇です。それが、舞台芸術なのではないでしょうか。 僕があみさんに伝えたいのは、あみさんの人生において、オーディションに受かるか受からないかよりも、自分の個性や才能を大切にして欲しいということです。
「声が通るようにするためのトレーニング、ストレッチ」ですね。 もちろん、日々のトレーニングやストレッチは、とても大事です。トレーニングやストレッチをする上で重要なのは、自分の身体や、目指したい芝居に会ったものを探すことです。ある人にとっては、良いトレーニングでも、違う人には逆効果かもしれません。つまり、トレーニングやストレッチも、自分の才能を生かす方法を自分で見つける事が大事です。それが分かるまでは、基本的なストレッチを、何回も繰り返すのが良いと思います。まずは、基本的なストレッチを毎日30分繰り返すことから始めたら良いと思います。 声が通るように、僕が心掛けているのは、客席全体をとらえながらセリフを言うことです。僕たちは、「ジャンヌ・ダルク」を毎日違う劇場で、全く違う観客数の前で演じています。あるときは1000人、あるときは、100人という感じです。その時一番大切にしているのは、観客全員を体で感じて、全員にセリフを届けるというおもいです。 人と真剣に話すとき、声の大きさや発声の仕方はあまり考えていないのではないでしょうか。自分の考えや思いを伝えたいとき相手に対して、どのようにすれば、相手に自分の思考が伝わるかを工夫するのが大事だと思います。 それと、舞台で演じるとき、セリフたけで伝えるのは難しいです。自分の身体全体で伝えるということを意識するといいのではないかと思います。
「苦手な役への克服」ですね。 僕も、苦手な役はあります。そのようなとき、僕が心掛けているのは、その役を自分が好きになれるところを探すことです。セリフ一言でも、その人物に興味がわくところを探します。どんな役でも、舞台に登場する人物には人生があります。その人物の人生や、生き方や、ものの考え方を考えると、自分が演じるために、興味が湧いてくるのが大事だと思います。
舞台上で背中を見せないように意識はしていません。 ただ、自分の身体全て使って表現しようと意識しています。つまり、背中で何かを表現できるという意識で、舞台に立っています。
「セリフを思い出せなかったとき」は、まずそれらしいセリフをとにかく喋ります。あと、「自分は、セリフを忘れたから、なんとかしてくれ!」と相手役に目でお願いします。そうすると、だいたい相手役がなんとか助けてくれます。
あみさんのためになるような答えができたかどうか分かりませんが、僕が役者として大切にしていることを書きました。
あみさんは、これからたくさんの経験の中で、様々なことを感じたり、学んだり、発見すると思います。そのあみさんの経験を生かして、自らの道を歩んで行って欲しいと、願います。
アンセラン役 栗山友彦
下吉田中学校の3年です。
先日、芸術鑑賞会でジャンヌ・ダルクの演劇を拝見させていただきました。
私は名前を聞いたことがあるだけでどんな人だったかは全く知らなくて、偉人などにあまり興味がなかったので「どうせ難しい話で面白くないんだろうな」と、あまり楽しみではありませんでした。ですが、そんな私でも内容を理解できるくらいわかりやすくて面白かったです!休憩時間には近くの友達と「シャルルめっちゃカッコよくない?!」とキュンキュンしていました(笑)石岡和総さん、本当にカッコよかったです!
私は今までプロの方々の舞台を観たことがなかったのですが、やはりプロというのは凄いな…と。今回の公演を通してジャンヌ・ダルクについてや、演劇の楽しさを知ることができました!
もし機会があればまた観に行きたいなと思いました。人生で一度は本格的な演劇を観たいと思ったいたのでよかったです。本当にありがとうございました!これからも頑張ってください!
Mさん、投稿ありがとう!
下吉田中学校の公演では、ジャンヌ役の白根も言っていたように、
視線・呼吸・身体中で舞台を支え、ともに舞台をつくってくれましたね。
ありがとうございました。
今回を機に、ジャンヌについて、演劇について、Mさんが興味を持ってくれたのなら嬉しいです。これからもっと、絵画や音楽、映画、演劇など、Mさんを刺激し、心をふるわせる芸術に出会ってください。
私たちの劇場にも、いつか遊びに来てください! 石岡も喜びますよ。
ヨランド・ダラゴン/ユニコーン役:木村奈津子
こんにちは。附属中三年で演劇コンクールの実行委員をしています、平井と申します。先日は「ジャンヌダルク」の公演ありがとうございました! もちろん舞台自体も、私たちにはあまり馴染みのないテーマであったにもかかわらず、始まりからすぐにジャンヌダルクの世界へ引き込まれました。難しくはありますが、私たちもそんな演劇をつくれるよう努力したいと思います。
舞台の中でスモークをたくさん使っているシーンがありました。私たちも、そこから発想を得て舞台上で煙の効果を使おうか考えています。スモークマシンは用意が難しいので使うとしたらドライアイスになりますが、「風」さんでは煙の効果を使う時にどのようなことを心がけていらっしゃいますか?
お手数ですが回答よろしくお願いします。
平井理美さん、書き込みありがとうございます!
返信が遅くなって本当にごめんなさい。
舞台から何か刺激を受けてもらえたんですね、嬉しいです。
煙についてですが、なぜ煙が必要なのかはよく考えます。煙で何かを説明するというわけではなく、それが照明や音響、役者の動きと合わさる事で客席にどう見えるのか、などです。
そのためには、仲間と色々話して試してみると面白いですよ!
ドライアイスはスモークマシンと煙の出方が全く違うので、ジャンヌで見たようにとはいかないでしょうが、扇風機やうちわで煙の流れを作ってみたり、何かに溜めてみたり、なんて方法もあります!
芝居を作るというのは、何かの課題をクリアしていくということではありません。同じ芝居でも芝居に関わっている人全員が芝居に対して、そして観る人に対してどんな想いを持つか、それだけでも観る人にとっては1つ1つ違うものになります。
この演劇を作るということが、平井さんにとって、附属中の皆さんにとって大切な思い出になってくれることを願っています。
石岡和総(シャルル7世役)
琴平高校3年のものです!
ヘレンケラーの演劇とても感動しました!!
途中で携帯が鳴ってしまったりして大変申し訳ございませんでした。
サリバン先生の努力はとても凄い人だとわかりました
それまではサリバン先生なんて存在も知らなかったです。
この度は大変素晴らしい舞台を見せてくださりありがとうございました。
高階さんがとても綺麗でした!
柾木さん、メッセージありがとうございます。
お返事が遅くなってしまって本当にごめんなさい。
大雨の影響で、警報がなったり、終わった後の帰り道のことであったりたくさんの心配の中にみなさんもいたのではないかなと思います。
その後、みなさんが元気に過ごしているかどうかとても心配しています。
警報が何度もなったりしていたあの状況の中でも、みなさんが集中していく姿が力強く、印象的でした。
柾木さんは今回の舞台を通してサリバン先生の存在を見つけてくれたのですね。
柾木さん自身が出会ったものが琴平高校で過ごした3年間の一つの大切な思い出となったのなら、とても嬉しいです。
私は少し時間をおいてこうして自分で風のホームページを見つけて思いを伝えてくれた柾木さんの姿が美しいと思いますよ。
本当にありがとう。
大雨の後、とても暑い日も続きまだ安心できないでいるかと思います。
出会った自分を大事に、最後の夏休みと残りの高校生活を思う存分謳歌してくださいね。
アニー・サリバン役 高階ひかり
掲示板の返信はどの順番でするかなど決まっていますか?
質問ありがとう。掲示板への返信は、書き込みをしてくれた順番に返していくようにしています。
いま風では『ジャンヌ・ダルク』『ヘレン・ケラー』の2つの作品が全国巡回公演をしています。公演地の生徒さんからの質問や感想であれば、公演を行った俳優やスタッフがお返事をします。
誰が返事をするかは、公演のメンバーで相談して決めています。ほぼ毎日公演をしていますので、返信が前後したり、遅れてしまうこともありますが、必ず返信します!ので、何か伝えたいことや、質問などあれば、ぜひ書き込みしてみてください!
もし、音響や照明のスタッフに聞いてみたいとか、役の人に聞いてみたいなどあれば、メッセージに入れてもらっても構いません。
みなさんの声が聞けることを、私たちも楽しみにしています。
おはようございます。
付属中学校の三年生の者です。
本日のジャンヌダルクの公演、座談会、バックステージツアー、ありがとうございました。
役者の方々の熱い演技が心に残りました…!
早速ですが、座談会で質問しきれなかったことをここで質問させていただきます。
・私は女優を目指していてオーディションなど受けるのですが、
何か受かる秘訣があれば教えてください…
・公演の中で大きな声量を出されていましたが、声がよく通るようにするための
体幹トレーニングやストレッチ、喉を守るためにしていることがありましたら教えてください。
・苦手な役への克服法とかありましたら教えてください…
(因みに私は明るい役が苦手です…)
・やっぱり舞台上では背中を見せないように意識していますか?
・公演中でセリフを思い出せなかった時、どう対処してますか?
以上です。
本日は本当にありがとうございました。
深い学びができたと感じております。まだまだ未熟者なので
再び質問するかもしれません(汗
その時はどうぞよろしくお願いしますっ!
お疲れ様でした。
矢数あみさん、メッセージありがとうございます。
あみさんの、演劇への情熱が伝わってくるメッセージですね。
あみさんの質問に、答えさせて頂きます。
「オーディションに受かる秘訣」ですね。
正直申しますと、僕はオーディションを一度も受けた事がありません。僕は、高校を卒業して劇団風に入りました。舞台に立つという実戦で様々なことを感じてきました。
僕がこの質問に答えられるものはありません。しかし、オーディションについて僕が考えているのは、オーディションは才能がある人でも、試験者に認められなければ不合格になってしまいます。オーディションは、消去法で人を選ぶものなのかなと思います。
僕たち風が、大切にしているのは、100人の中から1人だけができる芝居を作るのではなくて、100人の演劇人、それぞれの個性、才能が生かされる演劇です。それが、舞台芸術なのではないでしょうか。
僕があみさんに伝えたいのは、あみさんの人生において、オーディションに受かるか受からないかよりも、自分の個性や才能を大切にして欲しいということです。
「声が通るようにするためのトレーニング、ストレッチ」ですね。
もちろん、日々のトレーニングやストレッチは、とても大事です。トレーニングやストレッチをする上で重要なのは、自分の身体や、目指したい芝居に会ったものを探すことです。ある人にとっては、良いトレーニングでも、違う人には逆効果かもしれません。つまり、トレーニングやストレッチも、自分の才能を生かす方法を自分で見つける事が大事です。それが分かるまでは、基本的なストレッチを、何回も繰り返すのが良いと思います。まずは、基本的なストレッチを毎日30分繰り返すことから始めたら良いと思います。
声が通るように、僕が心掛けているのは、客席全体をとらえながらセリフを言うことです。僕たちは、「ジャンヌ・ダルク」を毎日違う劇場で、全く違う観客数の前で演じています。あるときは1000人、あるときは、100人という感じです。その時一番大切にしているのは、観客全員を体で感じて、全員にセリフを届けるというおもいです。
人と真剣に話すとき、声の大きさや発声の仕方はあまり考えていないのではないでしょうか。自分の考えや思いを伝えたいとき相手に対して、どのようにすれば、相手に自分の思考が伝わるかを工夫するのが大事だと思います。
それと、舞台で演じるとき、セリフたけで伝えるのは難しいです。自分の身体全体で伝えるということを意識するといいのではないかと思います。
「苦手な役への克服」ですね。
僕も、苦手な役はあります。そのようなとき、僕が心掛けているのは、その役を自分が好きになれるところを探すことです。セリフ一言でも、その人物に興味がわくところを探します。どんな役でも、舞台に登場する人物には人生があります。その人物の人生や、生き方や、ものの考え方を考えると、自分が演じるために、興味が湧いてくるのが大事だと思います。
舞台上で背中を見せないように意識はしていません。
ただ、自分の身体全て使って表現しようと意識しています。つまり、背中で何かを表現できるという意識で、舞台に立っています。
「セリフを思い出せなかったとき」は、まずそれらしいセリフをとにかく喋ります。あと、「自分は、セリフを忘れたから、なんとかしてくれ!」と相手役に目でお願いします。そうすると、だいたい相手役がなんとか助けてくれます。
あみさんのためになるような答えができたかどうか分かりませんが、僕が役者として大切にしていることを書きました。
あみさんは、これからたくさんの経験の中で、様々なことを感じたり、学んだり、発見すると思います。そのあみさんの経験を生かして、自らの道を歩んで行って欲しいと、願います。
アンセラン役 栗山友彦